2013年10月19日土曜日

エコストーブを作る!

エコストーブを作ってみた!
本の中で紹介され気になっていた物



「エコストーブ」
本の中でエコストーブと紹介されていた
(里山資本主義 出版 角川oneテーマ21)

このエコストーブもともとはロケットストーブと呼ばれたもので
1980年代にアメリカで発明されたもの
ドラム缶をベースにレンガなどを使って作られるため
重く持ち運びができない
そこでペール缶で同じ構造のもができないかと改良しこの形になった
とのことだ

このエコストーブがいいなと思ったのは
燃料効率が良く木の枝が4〜5本あれば
ご飯が炊けるくらいのものらしい

今は電気などのエネルギーを使えば
ボタンひとつでご飯が炊けるほど便利になっているが
山の木を拾って使えば再生も可能なエネルギーとして使えるし
山も綺麗に保てる
ちょっと前まではエネルギーは山から得ていたのに
今では遠くの国から運んでくる化石燃料などに頼っている

こんな状況はなんか変だよなと思っていたところに
書店でこの本のタイトルを見て
あっこれだ!と思って読んでみた
面白かった

このロケットストーブweb上で検索してみたら
多くの方が作り方やら自作の物を公開していたので
それらを参考にこれなら自作可能だと思えたので
作ってみた次第

このロケットストーブ調べていたら
震災時の被災地支援で
結構作られて被災地に送られていたようだ
インフラもやられてしまった被災地ではかなり役立ったみたい
全然知らなかった


先づは材料の準備
ペール缶は馴染みの自動車販売店から頂いて来た
残りの材料はホームセンターで調達

ペール缶は無料、その他の材料は5000円弱位で購入
もちろん煙突などは廃品があればそれを使えばいい

ペール缶はあらかじめキレイにしておく
洗うと排水で汚す恐れがあったので
新聞紙で大まかに拭き取り
残りをクリーナースプレーを使って綺麗に拭き取った



作り方の参考にさせて頂いた中には
設計図まで載せてある物もあり
型紙にも使えるものもあったので
ありがたく利用させて頂いた
印刷設定のせいか若干小さく印刷されたが
少し大きめに切れば問題無し

始めに行ったホームセンターではパーライトが無く
軽石でも同じかなと思い軽石を購入
でもパーライトを調べてみると軽石と違う事が判明
別のホームセンターで改めてパーライトを調達
そしたら全然重さが違う
14ℓの物が片手でつまむように持てる位の軽さだった

道具も金切りハサミ、電工ナイフまたは電動グラインダー
などは持って無かったので
万能ハサミと電工ナイフを新たに購入

はじめにペール缶の横に穴をあけるために
くり抜く場所に印をつける

穴を開けるために始めて電工ナイフを使ってみた
ぐいぐいと押し付けると刃先が少し入り切れる
後は缶切りの要領でで少しずつ切っていく
結構切れるもんなのだと感心してしまった

ある程度切ったら残りは万能ハサミで切り取る
金属の切り口は危ないので必ずてを保護する手袋をして
革手袋がお薦め

切り取り終わると結構綺麗に穴が

上から見ると

次に上に乗せる蓋?の部分になる缶の底に穴を開ける
同じく印を付けて









缶と切り離す
電工ナイフだけで結構真っすぐ切れるものだ



缶を上下にボルトで繋ぐための穴を開ける
参考にした物は4ヶ所で付けたあったが
自分は三点支持で3ヶ所にしてみた

はじめに千枚通しの様なもので穴を開け

徐々に大きくしてゆく

穴にボルトを通し二つのペール缶を繋ぐ

繋がったので煙突を入れてみる

最後に断熱材としてパーライトを入れるが
少し軽いような気がしたので
重心を低く知る為に
底の部分に間違って買った軽石を入れてみた

煙突に軽石、パーライトが入らないように蓋をして

軽石1/3袋、14ℓのパーライト2袋で丁度でした

缶の底に穴を開けた物を蓋のように乗せる



T字の煙突付けて完成

上に載せる五徳が必要だが
まだ調達していないのでレンガで代用するつもり

さっ、あとは使ってみるだけ
さてどうなる事やら

でもねこの辺の山の木々を燃料としてつかうのも
どうなのかな
と思ったりもしている

それでも里山は手入れをしないと荒れてしまうし
手入れをすれば少しは元に戻るのではないか
とも思うし

もう結構荒れ放題になって久しい里山だらけに
なってしまっているけれど・・・

いろいろ考えちゃうと
何んにも出来なくなっちゃうから
取り敢えずやってみよう!


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