2013年6月17日月曜日

寂しいかも!

宅地の除染が一応終了!
味気ないできたての公園?って感じで寂しい



今回の除染の進め方
    除染を開始するにあたり線量の事前調査
    家屋を除染するため足場を組んで屋根の洗浄とたたき部分の高圧洗浄
    足場の撤去
    次いで庭の部分の表土の剥ぎ取り
    放射線量の確認(作業中も線量測りながら)
 剥ぎ取った表土は大きな袋に入れ敷地内に埋設保管
    宅地除染終了(全工程2週間程度)

    後は道路等の公共施設を残すのみ

除染の結果は後で知らせるとの事だがどうなる事やら

                        
・庭の除染について
 表面削って、汚染されていない(本当かな?)山砂、砕石を敷く
    放射性物質のある場所に薄くても覆土するとある程度遮蔽効果はあるみたい
    だから掘り返せばまた出てくる可能性もあるわけで・・・

・削ったり剥ぎ取った物の代替で認められるのは、山砂、砕石、芝のみ
    今まで手入れしてきたものと同等のものを入れ替えて欲しいけど
    これってわがままなの

    除染作業の方に聞いたら予算の範囲で認められるのはこれだけなんだって
    これでも他に比べればいい方なんですよって
    でもこれっておかしくない
    人のものを汚しておいて現状復帰しないなんて

    事業発注者の市に言えばいいのと聞くと
    市に言っても、県に聞くと言われ、県は国に聞かないととなり
    結局認められていないと言われ
    こんな状態になりましたとのこと
    これってどうなの?

                   
・そんなこんなで一応終了
 できたての公園みたいになりました
    周りの家もこんな状況なので
    一見綺麗?に見えるけど
    表土や草花を丸ごと剥ぎ取って覆土したので何もない状態に見えるだけ

・削り取った表土や草花は庭の中に保管
    中間貯蔵施設も決まらず一時保管は庭の中
 2m以上の深い穴掘って 大きな袋に入れて埋めてある
    貯蔵施設もいつ決まるのやら検討もつかない
    決まれば決まったで、また掘り返すわけで
 決まらなければ埋めたまま
 さてどっちだ

・それでも除染後の線量は2〜3割は減ったと思う
    作業をしてくださった方に感謝です
    まともな対価を貰っている事を願います
    でもそうではなさそう
    実際に作業をしている人が一番対価を貰っていい仕組みになって無い
 何でもそうだ、いつも末端が割を食う

これが私の住む福島の現実です。



・未だに原発事故の責任は誰もっとっていない
     一体誰がこんなもの造ったんだか
    普通事故を起こしたりすれば必ずその責任を取る人が出るはずなんだけど
    どうなってんだろう?

・事故の時と何にも変わらない体質
 除染しても放射線量の下がらない場所の再除染はしない方針との記事あり
    国は自治体に非公式に伝達していたらしい
       http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130616-00000006-asahi-soci
 
・一旦事故が起きればこんな風になっちゃうのに

・これだけやっても周辺の山林や農地は除染すらできない状況だし

・でもまだ再稼働やら輸出やらを考えてるみたいで
    何を学んだんだか
    それでまた事故が起きれば「想定外の云々・・・」と言うんだろう
    昔から変わってない、たぶんこれからも

・取り返しのつかない事をしてしまったと言う自覚が無い



少しでも社会が変わることを願いながらこれからも意思表示を続けたい

自然災害はいつ起こるかわからないし自然の力はいつだって人知を超えるんだから
ダメなものはだめ(会津風に言えば「ならぬものはならぬものです」)だね

前にも書いたけど原発は要りません!



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